第30回えちごせきかわ大したもん蛇まつり 2017年8月25日(金)~27日(日)

スケジュール

8月25日(金)
「8・28羽越水害殉難者供養祭」
時間/10:00~ 会場/湯沢観音公園
8月26日(土)
「花火大会」
時間/19:00~ 会場/高瀬温泉周辺
「大盆踊り大会」
時間/20:00~ 会場/高瀬ふるさと会館前駐車場
8月27日(日)
「大蛇パレード」
時間/9:30~12:15
「ステージイベント」
時間/10:15~ 会場/関川村役場
「ゲスト出演パレード」
時間/11:00~ 会場/道の駅「関川」~関川村役場
出演/さいたま竜神まつり会
「福まき」
時間/大蛇パレード終了後 会場/関川村役場

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まつりの歴史

関川村 佐藤忠良副村長インタビュー「大したもん蛇まつり」が始まったきっかけ 30周年を迎える想い

「大したもん蛇まつり」は関川村で、1967(昭和42)年8月28日に発生した羽越大水害と村に伝わる大蛇伝説をテーマに1988(昭和63)年に始まりました。関川村の夏の一大イベントとして、村民にとってかけがえのない資産に成長した「大したもん蛇まつり」も今回で30周年。発起人の一人として、これまで大切に「大したもん蛇まつり」を育ててきた関川村 佐藤忠良副村長に、まつりの歴史と30周年を迎えるにあたっての今の想いを語っていただきました。

何か、面白いことやろう。その一言で、「大したもん蛇まつり」の歴史は始まった。

元々はイベントをやるつもりはなくて、3年1期で関川ふるさと塾を立ち上げて次の関川村を担う人材を発掘するために勉強会をスタートさせました。
初年度は、関川村について、改めて理解を深めようと。2年目は村外の取り組みを視察したり、新たな取り組みを模索。3年目はそれぞれが得意な分野を実践していこうというカリキュラムでした。塾生は1年目で80名くらいが登録。その内、30名がコアメンバーとして毎回参加している感じでした。その中で塾生から「何か面白いことをやろう」という声が上がり、すぐ議論を始めました。

当時、NHKで「ふるさと文化祭」という番組があって、10人ほどのメンバーで構成していた運営委員会のメンバーを中心にその番組に焦点を当てて、何かやろうという話がまとまりました。その後、3、4カ月間は何をやるかという検討をして「大したもん蛇まつり」につながっていきました。議論を重ねる中でいろいろ模索したことが、結果としてふるさと塾の塾生にとっては、関川村について考える良いきっかけになり、さらには塾生同士の結束も生まれました。

大蛇伝説は、関川村村民にとっては馴染みのある物語です。昭和42年8月28日に、羽越水害が村を襲い34名が亡くなるという惨事に見舞われました。我々は、この出来事を決して忘れてはいけないと思いました。
そしてこの2つをコンセプトに、テーマは「大蛇」、日程は「8月28日」ということが決まりました。

じゃんけん大会、民話劇、灯籠流しなど8つのコンテンツを祭りに盛り込むことになりました。そして、祭りの開催に向けて、130人の実行委員会を組織して準備を進めていきました。今や祭りのシンボルとも言える大蛇ですが、ふるさと塾の中に畳店を営むメンバーがいたので、彼が設計をして、村内で素材を集められる竹と藁で作ることになりました。大蛇の長さは、8月28日にちなんで、82.8メートルですが、54集落の各集落が1パーツごと作り上げて、繋げることで1匹に仕上げていきます。大蛇自体が「村の総力の結集」というコンセプトになっています。1匹の大蛇が大体3、4年は活躍します。

1回目のまつり開催にあたっては村民も大いに盛り上がりましたが、驚いたのは村外からの反響の高さでした。まつりを開催したことで、村民たちが村の魅力を再確認することができました。

現在では「大したもん蛇まつり」は関川村にとって、無くてはならない大切な観光資産に成長しました。2000年8月27日の「第12回大したもん蛇まつり」で、500人の担ぎ手によって村を練り歩いた大したもん蛇は、「竹とワラで作られた世界一長い蛇」として、ギネスの認定を受けています。(2001年6月認定)。関川ふるさと塾のメンバーたちも、村の発展に貢献する存在として、村内のあらゆる分野で活躍してくれています。今後、村内の若手のメンバーにも、改めて「大したもん蛇まつり」の意義、ひいては村の将来について考えていただき、村をどんどん盛り上げていってほしいと思います。

今年は羽越水害50年の節目の年。村内では、祭り本番に向けて、9代目の大蛇づくりを進めています。旧米沢街道の歴史的街並の中を迫力ある大蛇が練り歩きます。ぜひ多くの方々に関川村の熱気を感じていただきたいです。お越しをお待ちいたしております。

新潟県関川村 副村長 佐藤 忠良
Tadayoshi Sato
新潟県関川村出身。1988(昭和63)年 関川村企画財政課長、1992(平成4)年 同農林課長兼農業委員会事務局長、1997(平成9)年 同収入役、2003(平成15)年同助役、2007(平成19)年より現職

新潟県関川村 副村長 佐藤 忠良

まつりの魅力

おりのの会 代表 三須 真さん

Q1あなたにとっての大したもん蛇まつりの魅力は?
A準備は楽ではありませんが、担ぎ手と観客の皆さんとの一体感を感じた時に、なんとも言えない高揚感を感じます。
Q2これまでの大したもん蛇まつりで思い出深いエピソードは?
A大したもん蛇は、県外にも何度か遠征に出ています。多くの皆さんが蛇の大きさを見て驚いたり、喜んでくださったりするのを見ると誇らしい気持ちになりますね。
Q3今年の大したもん蛇まつりに向けてPRをお願いします。
A今年は30周年なので、歴史の重みを感じながら、参加していただく皆さんには一味違った大蛇を見せていきたいと思っています。私もおりのの会のみんなと一緒に楽しみます。

おりのの会 渡邉 一史さん

Q1あなたにとっての大したもん蛇まつりの魅力は?
A全村54集落が一つとなって、おじいちゃんおばあちゃんから子供たちまでが一つになって盛り上がれる素晴らしいイベントだと思います。
Q2これまでの大したもん蛇まつりで思い出深いエピソードは?
A全国の祭りが一同に集まって、国道113号線を封鎖して大蛇が練り歩いたMATSURIサミットが一番思い出に残っています。
Q3今年の大したもん蛇まつりに向けてPRをお願いします。
A30周年という節目の年となるのですが、例年以上に盛り上げていけるように村民上げて準備を進めていきます。当日参加も可能なので、ぜひ一度担いでみていただきたいと思います。

おりのの会 小嶋 裕也さん

Q1あなたにとっての大したもん蛇まつりの魅力は?
A村一丸となって、各集落が蛇のパーツを作り、村全体の集落で作ったパーツを一匹の大蛇に組み上げ、村民も村外からいらした観光客の方も一体となって盛り上がれるところが魅力だと思います。
子供の頃から参加して、大人になってからはおりのの会に入会させていただき、自分にとっては、まつりはなくてはならない故郷を象徴するものです。
Q2これまでの大したもん蛇まつりで思い出深いエピソードは?
A子供の頃、遠くから見ているだけでは気づかなかったのですが、初めて参加した時、うねりながら米沢街道を進む大蛇の迫力に圧倒されました。
蛇は、数年に一度村を上げて新しいものを制作しますが、おりのの会では、毎年、蛇をチェックし、破損した箇所があれば補修を担当しています。
Q3今年の大したもん蛇まつりに向けてPRをお願いします。
A大したもん蛇を一度担いでいただいてまつりの雰囲気を楽しんでいただきたいです。

三須さんに伺いました。~大したもん蛇ができるまで~

蛇を新調する前年の11月後半から竹を切って準備を始めます。ワラも54集落分仕分けして、竹と一緒に2月には配れるようにしています。人数が少ない集落は小さいパーツ、多い集落には、大きなパーツを担当していただいています。
各集落で制作を開始し、4月上旬から田植え前の5月にかけて完成を目指していきます。その間、各集落から要請があれば、我々が出向いて作り方のレクチャーをしたりしています。
各集落のパーツが完成したら、8月の本番に向けて大蛇を一つにつなげます。台座に紅白幕を巻いたり、小大蛇を作ったり、徐々に村内がまつりの開催に向けて雰囲気が高まりを見せてきます。
寒い時期の作業が長い期間続くので、手がかじかんだりして大変ですが、仲間との共同作業は楽しいですね。

村内宿泊先

関川村観光協会「お湯めぐり」より宿泊先を多数案内しております。